SESはやめた方がいいと言われる理由とは?SESのデメリット・メリット、向いている人・向いていない人、自社開発や受託開発との違い、SESから転職を考えるタイミングまでわかりやすく解説します。
「SESはやめた方がいい」「SESではスキルが身につかない」といった意見を見て、不安になっている方もいるでしょう。
結論からいうと、SESだから必ずやめた方がいいわけではありません。
SESにはさまざまな現場を経験できるメリットがある一方、配属先によって仕事内容や働き方が変わりやすいなどのデメリットもあります。
大切なのはSESという働き方だけで判断せず、現在の仕事で将来につながる経験を積めているかを確認することです。
SESでは客先のプロジェクトに参画するため、必ずしも自分が希望する案件を担当できるとは限りません。
開発を希望していても、運用・保守など別の業務を担当するケースがあります。
プロジェクトが終了すると、次の現場へ移ることがあります。
人間関係や勤務場所、仕事の進め方などが変化しやすい点はSESのデメリットの一つです。
目の前の案件だけをこなしていると、経験年数は増えても市場価値につながるスキルが十分に身につかない可能性があります。
特に同じような運用・監視業務を長期間続けている場合は、今の経験が3年後・5年後のキャリアにつながるか確認することが重要です。
SESにもメリットがあります。
複数の企業やプロジェクトを経験できる
幅広い技術や業界に触れられる
未経験から経験を積める企業もある
人脈や現場経験を広げやすい
特にエンジニア経験が浅い段階では、さまざまな現場を経験することで、自分に合った分野を見つけられる場合があります。
「SES=悪い働き方」ではなく、どんな案件で何を経験できるかを見ることが大切です。
環境の変化に対応するのが得意な人や、さまざまな開発環境・企業で経験を積みたい人はSESに向いています。
自分から学習し、現場ごとに新しい知識を吸収できる人も経験をキャリアアップにつなげやすいでしょう。
同じ会社・チームで長期間働きたい人や、自社サービスの成長に継続して関わりたい人には合わない場合があります。
また、担当したい技術やキャリアプランが明確な場合、案件を自由に選べない環境ではミスマッチを感じることがあります。
SESでは、客先のプロジェクトへ参画して業務を行うのが一般的です。
一方、受託開発は顧客から依頼されたシステムを自社側で開発し、自社開発では自社が提供するサービスやシステムの開発に携わります。
それぞれ働き方や身につきやすい経験が違うため、「どれが一番良いか」ではなく、自分が目指すキャリアに合っているかで判断しましょう。
SESで働いていて、次のような状況が続いている場合はキャリアを見直すタイミングかもしれません。
希望する案件に参画できない
同じ業務ばかりでスキルが伸びない
将来のキャリアパスが見えない
経験に対して年収が上がらない
開発や上流工程へ進みたいが機会がない
すぐに退職する必要はありません。
まずは現在の経験やスキルを棚卸しし、社内で希望する案件へ移れるか確認しましょう。それでも難しければ、転職市場でどのような求人を狙えるのか調べる方法もあります。
よくある質問(FAQ)
いいえ。幅広い現場を経験できるなどのメリットもあります。会社や案件による違いも大きいため、SESという理由だけで判断しないことが重要です。
担当する案件によって異なります。設計・開発・構築など経験の幅を広げられる環境であれば、キャリアアップにつながるスキルを身につけることも可能です。
経験やスキル、求人の応募条件によりますが、選択肢の一つです。これまで担当した業務や実績を整理し、応募先で活かせる経験を明確にすることが重要です。
SESには、配属先によって仕事内容が変わる、希望する経験を積めない場合がある、キャリアパスが見えにくいといったデメリットがあります。
一方で、さまざまな現場や技術を経験できることはメリットです。
SESだからやめるのではなく、「今の環境で自分が目指すキャリアに必要な経験を積めるか」を基準に判断しましょう。
希望する経験を積むことが難しい場合は、社内での案件変更だけでなく、転職も含めてキャリアを見直すことが大切です。