エンジニア転職に強い転職エージェントの選び方を解説。IT・エンジニア領域への専門性、求人、キャリア相談、年収アップ、職務経歴書の添削、面接対策など、失敗しないための7つのポイントを紹介します。
エンジニアとして転職を考えたとき、
「転職エージェントが多すぎて選べない」
「エンジニア向けならどこでも同じ?」
「年収アップするなら何を基準に選べばいい?」
と迷うことがあります。
転職エージェントによって、得意な職種や保有する求人、キャリアアドバイザーの専門性、選考対策などは異なります。
特にエンジニア転職では、使用技術や担当工程、プロジェクト経験などを正しく理解してもらえるかが重要です。
エンジニア転職では「求人数が多いか」だけではなく、自分の経験を理解し、希望するキャリアにつながる求人を提案してもらえるかで選ぶことが大切です。
この記事では、エンジニア転職に強い転職エージェントの選び方や、利用するときの注意点について解説します。
エンジニア転職では、自分で求人を探して直接応募することもできます。
一方、転職エージェントを利用すると、
キャリア相談
求人紹介
職務経歴書の添削
面接対策
企業との日程調整
年収・条件交渉
などのサポートを受けられます。
特に、
「自分の市場価値が分からない」
「今の経験ならどんな企業を狙える?」
「年収アップできる可能性を知りたい」
というエンジニアにとって、転職市場を確認する方法の一つになります。
エンジニア向けと紹介されている転職エージェントでも、特徴はそれぞれ違います。
たとえば、
ITエンジニア経験者に強い
幅広いIT求人を扱っている
年収アップ・キャリアアップに力を入れている
面接対策が充実している
ハイクラス転職に強い
などです。
そのため、有名だからという理由だけで決めるのではなく、自分の転職目的に合ったサービスを選びましょう。
最初に確認したいのが、IT・エンジニア領域への専門性です。
エンジニアには、
開発
インフラ
クラウド
社内SE
PM・PL
ITコンサル
など、さまざまな職種があります。
さらに同じ開発エンジニアでも、使用する言語やフレームワーク、担当工程によって経験は異なります。
IT領域に詳しい担当者であれば、
「Java経験3年」
という表面的な情報だけではなく、
「どんなシステムで、どの工程まで担当していたのか」
まで考えて求人を提案してもらいやすくなります。
転職エージェントを選ぶときは、求人数だけを見るのではなく、自分が希望する求人を扱っているか確認しましょう。
たとえば、
「インフラからクラウドへ進みたい」
「開発からPM・PLを目指したい」
「SESから事業会社へ転職したい」
「上流工程へキャリアアップしたい」
など、人によって転職目的は違います。
求人が多くても、自分が希望する職種が少なければ選択肢は限られます。
「求人が何件あるか」よりも、「自分の経験と希望に合う求人がどのくらいあるか」を確認しましょう。
エンジニア転職では、今の仕事内容だけでなく将来のキャリアまで考えることが重要です。
たとえば、
開発 → 設計・要件定義
メンバー → PL・PM
オンプレミス → クラウド
エンジニア → ITコンサル
などがあります。
転職直後の年収だけを考えるのではなく、
「この転職によって3年後にどんな経験が残るのか」
まで相談できる転職エージェントを選びたいところです。
転職を考える理由として多いのが年収です。
エンジニアの場合、
実務経験
担当工程
専門性
マネジメント経験
企業の給与水準
などによって年収は変わります。
転職エージェントを利用するなら、
「現在の経験ならどの程度の年収を狙えるのか」
を確認してみましょう。
自分では低く評価していた経験が、別の企業では高く評価される可能性もあります。
エンジニア転職では、職務経歴書が重要です。
単純に、
「システム開発を担当しました」
と書くだけでは、具体的な経験が伝わりません。
たとえば、
使用言語
フレームワーク
データベース
クラウド
担当工程
プロジェクト規模
チーム人数
自分の役割
などを整理する必要があります。
エンジニア転職に詳しい担当者から添削を受けることで、自分では気づかなかった強みを整理できる場合があります。
エンジニア経験が豊富でも、面接でうまく説明できなければ評価につながらないことがあります。
特に、
「なぜ転職したいのか」
「これまでどんなシステムを担当したのか」
「自分はどこまで担当したのか」
「今後どんなキャリアを目指すのか」
などは整理しておきたいところです。
転職エージェントによっては、模擬面接や企業ごとの選考対策を受けられる場合があります。
面接に苦手意識がある人は、選考対策の内容も比較しましょう。
内定が出たあとには、
年収
入社日
勤務条件
などを確認します。
自分から企業へ年収交渉するのが難しいと感じる人もいるでしょう。
転職エージェントでは、本人に代わって条件交渉をサポートしてくれる場合があります。
年収アップを目的として転職するなら、求人紹介だけではなく内定後のサポートまで確認しておくと安心です。
転職エージェント自体の評判が良くても、担当者との相性が合わない場合があります。
たとえば、
希望していない求人ばかり紹介される
転職を急かされる
技術について話が伝わらない
連絡頻度が合わない
と感じるケースです。
反対に、
「なぜこの求人がおすすめなのか」
「今後どんな経験を積むべきなのか」
まで説明してくれる担当者なら、転職活動を進めやすくなります。
サービス名だけではなく、実際に面談して判断することも大切です。
担当者を判断するときは、次のようなポイントを確認してみましょう。
年収だけではなく、仕事内容やキャリア、働き方まで確認してくれるか。
使用技術だけでなく、担当工程や役割まで確認してくれるか。
「なぜ自分に合っているのか」を説明してもらえるか。
求人の良い部分だけではなく、注意点も説明してくれるか。
現在の会社に残る選択肢も含めて相談できるか。
転職活動を始める段階から、必ず1社だけに決める必要はありません。
転職エージェントによって、
扱っている求人
得意な企業
担当者
選考対策
などが違います。
そのため、最初は複数のサービスを比較し、自分に合うところを絞っていく方法があります。
ただし、登録しすぎると連絡や求人管理が大変になります。
無理なく管理できる範囲で利用しましょう。
転職エージェントには、大きく分けて総合型と特化型があります。
幅広い業界・職種の求人を扱っています。
エンジニア以外の職種も含めて比較したい場合に利用しやすいでしょう。
IT・エンジニア領域を中心に転職支援を行っています。
技術・職種・キャリアについて相談したい経験者に向いています。
どちらか一方だけにする必要はありません。
総合型と特化型を併用して求人やサポートを比較する方法もあります。
SESから転職する場合は、SESでの経験を正しく評価してもらえるか確認しましょう。
重要なのは、
「SESで5年働いた」
という年数だけではありません。
どんな案件へ参画したのか
どの工程を担当したのか
どんな技術を使ったのか
どこまで一人で対応できるのか
などが重要です。
SESから事業会社・自社開発・受託開発などを目指す場合は、希望する転職先への支援実績や求人があるかも確認しましょう。
年収アップが目的なら、
高年収求人があるか
だけで決めないことが大切です。
年収を上げるためには、
「自分の経験がどの企業で評価されるのか」
を知る必要があります。
たとえば、
上流工程
PM・PL
クラウド
セキュリティ
顧客折衝
などの経験があるなら、それを評価する企業を探すことが重要です。
現在の市場価値を確認しながら求人を提案してくれるサービスを選びましょう。
20代では、年収と同時に今後積める経験も確認しましょう。
たとえば、
「年収が50万円上がる会社」
と、
「年収はあまり変わらないけれど設計を経験できる会社」
では、その後のキャリアが変わる可能性があります。
目先の条件だけでなく、
3年後にどんなエンジニアになれるか
まで考えて求人を選ぶことが重要です。
30代では、これまでの経験をどのように評価してもらえるかが重要になります。
たとえば、
PM・PL
上流工程
専門技術
顧客折衝
マネジメント
などです。
30代では今までの経験を活かしながら、次のポジションへ進める求人を提案してくれる転職エージェントを選びましょう。
リモートワークを重視する場合は、
「リモート可」
という表記だけで判断しないことが大切です。
実際には、
フルリモート
週1〜2日出社
プロジェクトによって出社
など、働き方が異なります。
担当者へ具体的な出社頻度を確認してもらうと、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
転職エージェントは便利ですが、すべてを任せきりにするのはおすすめできません。
紹介された求人について、
「担当者がおすすめしているから大丈夫」
と判断するのではなく、自分でも内容を確認しましょう。
特に、
仕事内容
年収
担当工程
使用技術
評価制度
残業
働き方
今後のキャリア
は重要です。
転職エージェントは転職先を決めてもらうサービスではなく、自分の転職をサポートしてもらうサービスとして活用しましょう。
年収・仕事内容・働き方など、何を変えたいのか整理します。
すべての希望を満たす求人があるとは限りません。
「絶対に譲れない条件」と「できれば欲しい条件」を分けましょう。
技術・工程・役割・実績をまとめておきます。
1社だけを見て決めず、複数の求人を比較します。
仕事内容や働き方など、求人票だけで分からないことは確認しましょう。
転職エージェントは、転職を考え始めた段階で利用する方法もあります。
たとえば、
「今の年収は適正なのか」
「自分の経験ならどんな求人があるのか」
「転職した方がキャリアアップできるのか」
などを確認します。
実際に求人を見た結果、
「今は転職せず、もう少し経験を積む」
という判断になることもあります。
転職すること自体を目的にせず、キャリアを考えるために活用することが大切です。
登録前に、最低限次の内容を整理しておくと面談を進めやすくなります。
現在の年収
希望年収
これまでの経験
希望する職種
希望する担当工程
働き方
転職したい時期
すべて明確になっていなくても問題ありません。
分からない部分は担当者へ相談しながら整理していきましょう。
エンジニア転職に強い転職エージェントを選ぶときは、
IT・エンジニア領域への専門性
希望職種の求人
キャリア相談
年収アップ支援
職務経歴書の添削
面接対策
条件交渉
などを確認しましょう。
求人数や知名度だけで決める必要はありません。
特に現役エンジニアの場合は、これまでの経験をどの程度理解してもらえるかが重要です。
自分のスキル・経験・転職目的を理解したうえで「次のキャリアにつながる求人」を提案してくれる転職エージェントを選ぶことが、転職成功へのポイントです。
最初から1社に絞らず、実際に相談しながら求人や担当者、サポート内容を比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。