転職活動でやってはいけないNG行動10選を紹介。勢いで退職する、企業研究をしない、給料だけで会社を選ぶ、内定後に条件を確認しないなど、転職で失敗・後悔しないための注意点をわかりやすく解説します。
転職活動を始めると、
「とりあえず求人に応募した方がいい?」
「今の会社を先に辞めても大丈夫?」
「内定が出たらすぐ決めるべき?」
など、進め方に迷うことがあります。
転職活動では求人を探すことだけでなく、応募前の準備や企業研究、面接、内定後の条件確認も重要です。
焦って転職先を決めると、入社後に「思っていた会社と違った」と後悔する可能性があります。
転職活動で大切なのは「早く転職すること」ではなく、自分の転職目的に合った会社を選ぶことです。
「今の会社が嫌だから」という気持ちだけで転職活動を始めると、次の会社を選ぶ基準が曖昧になりやすくなります。
まずは、
なぜ転職したいのか
現在の会社で何に不満を感じているのか
転職して何を変えたいのか
今後どのような仕事をしたいのか
を整理しましょう。
たとえば「給料が低い」という不満があるなら、単純に年収だけを見るのではなく、評価制度や仕事内容、将来的なキャリアまで考えることが大切です。
仕事で嫌なことがあると、「もう会社を辞めたい」と思うこともあるでしょう。
しかし、次の仕事について何も考えないまま退職すると、転職活動が長引いた場合に収入が途切れる可能性があります。
生活費への不安が大きくなれば、早く内定を取ろうとして希望条件を妥協してしまうことも考えられます。
在職中に転職活動を進められる状況であれば、求人を探すところから始める方法もあります。
希望条件を整理しないまま求人を見続けると、
「給料が高いから良さそう」
「有名な会社だから応募しよう」
と、その場の印象だけで企業を選んでしまう可能性があります。
仕事内容、年収、勤務地、休日、働き方などを書き出し、優先順位を決めておきましょう。
「絶対に譲れない条件」「できれば叶えたい条件」「避けたい条件」の3つに分けると、求人を比較しやすくなります。
求人タイトルや給与だけを見て応募するのも注意が必要です。
求人票では、
具体的な仕事内容
給与の内訳
固定残業代
勤務時間
年間休日
勤務地
転勤
雇用形態
試用期間
などを確認しましょう。
「月給30万円」と書かれていても、固定残業代などが含まれている場合があります。
金額だけではなく、条件の内訳まで確認することが大切です。
応募企業についてほとんど調べないまま面接を受けると、志望動機にも説得力を持たせにくくなります。
企業の公式サイトや採用情報などから、
「どんな事業をしているのか」
「どのような仕事を募集しているのか」
「自分の経験をどう活かせそうか」
などを確認しましょう。
企業研究は面接対策だけでなく、自分に合った会社か判断するためにも必要です。
複数社へ応募すると、同じ志望動機を使いたくなるかもしれません。
しかし、「成長できそうだから」「御社に魅力を感じたから」といった内容だけでは、なぜその企業を希望しているのか伝わりにくくなります。
志望動機では、
これまでの経験
↓
転職で実現したいこと
↓
応募企業を選んだ理由
をつなげて考えてみましょう。
応募先ごとに企業や仕事内容を確認し、自分の経験との接点を見つけることがポイントです。
転職のきっかけが人間関係や給与、残業などへの不満ということもあります。
事実と異なる転職理由を作る必要はありませんが、前職への不満だけで話を終わらせるのは避けたいところです。
たとえば、
「給料が低いから辞めたい」
だけではなく、
「これまでの経験を活かしながら業務の幅を広げ、さらにキャリアアップしたい」
など、今後どうなりたいのかまで説明しましょう。
転職理由は「今の会社の何が嫌なのか」よりも、「転職によって何を実現したいのか」まで伝えることが重要です。
年収アップを目的に転職すること自体は問題ありません。
ただし、年収だけで会社を選ぶと、入社後に別の部分で後悔する可能性があります。
たとえば年収が上がっても、
残業が増えた
休日が減った
通勤時間が長くなった
希望する仕事ができなかった
ということも考えられます。
給与だけでなく、仕事内容や働き方、今後のキャリアなどを含めて比較しましょう。
転職エージェントでは、求人紹介や応募書類、面接対策などのサポートを受けられる場合があります。
便利なサービスですが、担当者にすべての判断を任せるのは避けましょう。
紹介された求人について、
「担当者がおすすめしたから応募する」
「入社した方がいいと言われたから決める」
のではなく、自分でも求人や企業について確認することが重要です。
転職エージェントは転職活動をサポートしてくれる存在であり、最終的に転職先を決めるのは自分です。
内定をもらうと安心して、すぐに承諾したくなることがあります。
しかし、内定後には実際の労働条件を確認しましょう。
特に、
給与・年収
仕事内容
配属先
勤務時間
休日
勤務地
試用期間
入社予定日
などは重要です。
求人票や面接で聞いていた内容と違う部分があれば、入社を決める前に確認しましょう。
内定を取ることが転職活動のゴールではありません。「その会社へ入社して後悔しないか」を最後に確認することが大切です。
転職活動が長引いたり、不採用が続いたりすると、「早く決めないと」と焦ることがあります。
しかし、焦って応募先を増やしたり、希望条件を大きく妥協したりすると、転職後のミスマッチにつながる可能性があります。
うまくいかないときは、
応募する求人が経験に合っているか
職務経歴書で強みを伝えられているか
志望動機が具体的になっているか
面接で転職理由を説明できているか
希望条件を絞りすぎていないか
などを見直してみましょう。
転職活動は、次のような流れで進めると整理しやすくなります。
① 転職する理由を整理する
↓
② 希望条件に優先順位をつける
↓
③ 履歴書・職務経歴書を準備する
↓
④ 求人・企業を調べる
↓
⑤ 応募・面接を進める
↓
⑥ 内定後に条件を確認する
↓
⑦ 退職・引き継ぎを進める
↓
⑧ 新しい会社へ入社する
転職活動を始める前から入社までを一つの流れとして考えておきましょう。
今回紹介したNG行動は次の10個です。
① 転職理由を整理せずに始める
② 勢いだけで会社を辞める
③ 希望条件を決めずに求人を探す
④ 求人票をよく読まずに応募する
⑤ 企業研究をしない
⑥ すべての企業に同じ志望動機を使う
⑦ 面接で前職の悪口ばかり話す
⑧ 給料だけで転職先を決める
⑨ 転職エージェントにすべて任せる
⑩ 内定後に条件を確認せず承諾する
転職活動では、「早く今の会社を辞めたい」という気持ちが強くなるほど、企業選びを急いでしまうことがあります。
転職で後悔しないためには「転職理由を整理する→条件を決める→企業を比較する→内定後に再確認する」という流れを崩さないことがポイントです。
自分の転職目的を忘れず、焦らず一つずつ進めていきましょう。